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液状化被災建物復旧工事のご案内

この度の東日本大震災により被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
弊社は県内の応急危険度判定調査に携わり、液状化被害を受けた建物を多く診断してきました。その被害状況を見てきたことで、この復旧事業こそ地元の我々がやらねば!という思いを強くし、ボランティア精神とやる気のある人員を募って、対象を個人住宅に絞った"復旧揚屋あげやチーム"を結成しました。

▲弊社が調査に携わった液状化災害の例

液状化被害を復旧する上で、特に大切なのは地盤の強化、改良です。
東日本大震災の発生から既に日数は経過していますが、地震の活動は未だ活発なままであり、単に建物の傾きを修正しただけでは次の地震でまた被害が発生するかもしれません。
コストを最重視するのであれば、建物の傾きを直すことだけを考えるのが正しいのですが、弊社の工事では「次の被害を最小限に」という発想の下、地盤の改良や強化をまず行うことを提案させていただいております。

具体的には、地盤の地質に応じて、地質の改良を行い地盤の強度(N値=標準貫入試験値)を高めます。それが難しい事例であれば、コンクリート系の支持地盤の作成を行うなどして、地震に対応できる地盤をまず確保します。
(※これらの処置方法は事例ごとに、総合的に判断する必要があります)

地盤の強度を確保できたと判断された後、建物の修正・修復を行う揚屋工事となります。揚屋工事は次のステップで行われます。

なお、30坪程度の木造住宅の場合、建物の構造などによっても変動しますが、ジャッキは40基程度設置します。通常は修正が完了した時点でジャッキを撤去し、鋼管柱を溶接して入れ替えたり、無収縮モルタルなどをそこに充填したりしますが、弊社では作業完了後も敢えて残した方が良いと判断される箇所のジャッキは撤去せず、再度地震が発生して修正が必要となった場合に備えます。

ひがしの建設の工事は、お客様の安全・安心を最優先事項として、それを合理的かつ適正な価格でご提供することを心がけています。千葉県内であれば全域対応させていただくことが可能です。液状化復旧だけではなく、内外装の修繕も受け付けておりますので、お困りの方は是非お問い合わせ下さい。


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